なんかもう、メチャクチャ。なんで競技かるた?という素朴な疑問。地味に競技かるたのルールとかテクニック(一字決まり、囲い手、など)とかが紹介されてましたがね。それもなんか中途半端で残念な感じでした。あと、六花さんがかるたクイーンと手合わせするとか、六花さんはすでにA級なのか?という疑問もわいてきたりして。クイーンもクイーンで、ご丁寧にわざわざ袴着用でしたよね。おそらく「呉服の大江」で借りてきたのかも。

六花さんが競技かるたをはじめた理由がイマイチでした。やっぱ、ここはひとつ、小学生のときに福井から転校してきた男の子(綿谷くん(仮名))をキッカケに、六花さんは競技かるたにめざめたという設定にしていたらヨカッタとおもいます。つまり六花さんが競技かるたをはじめたのは小学生のときで、でも中学生になって、綿谷くん(仮名)が福井に帰ってしまったり、あと六花さん自身も中学校という新しい環境をスタートするにあたり本格的に医者になるという目標を意識するようになって勉強が忙しくなって、いつのまにか競技かるたから気持ちが離れていってしまったという。けれども、ときどき思い出す、綿谷くん(仮名)のことを。綿谷くん(仮名)は福井でいまでも競技かるたを続けているのだろうかと。今年は年賀状がこなかった。なにかあったのだろうかと六花さんの胸がさわぐ。去年の年賀状に記された綿谷くん(仮名)ちの電話番号にかけてみる。綿谷くん(仮名)が電話にでた。六花さんは綿谷くん(仮名)に「元気?かるたやってる?こんどヤろうよ!」と伝えるものの、しばしの沈黙のあと綿谷くん(仮名)は「ゴメン。いまはそういうの全然ヤってないから…。もう電話してこないで…」とだけ答えて、電話は切れた。六花さんは綿谷くん(仮名)のことが心配になり、いてもたってもいられなくなり、すぐさま福井に直行する。

えっとぉ、今回の舞台は福井です。六花さんとおせっかい3人が福井でプリキュアに変身して戦うのです。綿谷くん(仮名)は、とある家庭の事情から競技かるたへの情熱を封印していた。しかし「競技かるたをやりたい!名人になりたい!」という綿谷くん(仮名)の自己中心的(?)な気持ちをイーラにジコチューにされてしまう。ジコチューになってしまった綿谷くん(仮名)とキュアダイヤモンドは競技かるたで勝負する。激しい戦いのすえ、からくもキュアダイヤモンドは勝利する。しかるのち浄化され、もとにもどった綿谷くん(仮名)は、六花さんに諭されて、謙虚な気持ちで競技かるたを続けていくことに。六花さんは綿谷くん(仮名)に「近江神宮で会おうネ(ハートマーク」と告げると、夕日を背に帰路につくのでした。

まあ、だいたい、こんなかんじのストーリーのほうがヨカッタんじゃねーのかなと。前回は四葉ありすお嬢様のおさななじみがゲストキャラとして登場したので、今回は六花さんのおさななじみの綿谷くん(仮名)ということにしたら、と、そう思わずにはいられなかった今回のお話。