料理で大切なのは、まずは愛情です。理屈や損得勘定などはあとまわし。

じぶんのためだけの料理ってヤル気でないのよね。ひとりのときは料理しないで、てきとうに買ってきてすませちゃう。料理とは、家族のためにつくって、その残りをじぶんがいただくかんじかな。愛情があるから、料理に愛を込めて作るから、ちょっとたいへんでも、楽しい。そうして、できあがったものを食べてもらって、よろこんでもらえたら、うれしい。食事は、たんなる栄養補給でなくて、愛情のコミュニケーションでもあるのだから、ちょっと失敗した料理だって、そこに愛があれば、仲良く楽しく食べられる。もちろんじょうずにできれば、いちばんいいね。

さて今回のテーマは料理です。料理に込められた愛情がテーマなのです。ところが、くるるんが料理されるとか、ローラが焼き魚にされるとか、あまつさえ敵怪人の攻撃で黄色が首チョンパにされるとかで、なんともいえないグロい展開でした。これも愛情表現のひとつなのか。そうなのか。まあ、黄色の首はしかたないとしても。えっ、ちがう?だって前作でも黄色の首は、あろうことか最終回に、動物王国の住人の猿爺さんが黄色を油断させて近づき、しかるのち隠し持っていた斧で不意打ちしてバッサリだったはず。おーッ、怖い、怖い。まさかの最終回での首切りは、だれも予想だにしなかったはず。本当に驚きましたね、最終回でノルマ達成だなんて。虚をつかれるとは、まさにこのことだよ。閑話休題。とにかくそんなかんじで今回も、黄色が犠牲者に。とにかく今回の敵怪人は強かったのよ。ティロフィナーレ。黄色の必殺技でいちどは敵怪人は倒されたかに見えた、しかし、これは敵怪人の黄色を油断させる作戦だったのだ。頭のいい敵怪人だった。たまには頭脳派の敵怪人も登場するのね。そうして黄色の首は胴体から静かに落ちた。これはかなりの衝撃でしたね。しかしその衝撃の余韻をひきずってる暇もなく敵怪人の執拗な攻撃は続き、消耗戦となり、残りのプリキュアたちは燃料切れで動けなくなった。万事休すか。そんなときローラが「あたしを食べて!」と。ローラは自身をプリキュアどもの燃料にするべく、みずから焚いていた焚き火(供養のために黄色の首を燃やしていた)のなかにとびこみ、そうして焼き魚となった。プリキュアたちは人面魚の焼き魚は初めてだったので、その刹那どうするか逡巡したが、とりあえず食べた。食べなければ戦えない。戦わなければ負ける。ここは迷ってなんていられなかった。案外おいしかった、人面魚の焼き魚。そんなこんなで、けっきょくプリキュアが勝利したのですが、首の皮一枚とはいかず、黄色の首は遠い宇宙のはてへと旅立つという残念な結果になりました。合掌。そうして、その悲しみからのがれるべく、ついでに、役立たずで、可愛いだけがとりえですらない、くるるんも料理して食べたというオチでした。なんとも今夜は眠れない女児様が多そうですな。と、そんな話でしたっけ?今回?