あたらしい部活の名称、それは「なんでもやちゃう部」、ではなくて「トロピカる部」だってさ。「トロピカる」という動詞は「いま一番やるべきことを優先的にしゃにむにやる」というぐらいの意味らしいので、すなわち「トロピカる部」はときとして「奉仕部」であり「プリキュア部」でもあるのでした。新しく部活を作るときのノリはだいたいこんなかんじですかね。隣人部しかり、仮面ライダー部しかり。まあ、どうでもいいね。

エビちゃん初登場でしたが、今回はエビちゃんの初陣とはいかず、敵幹部のひとりの忘れ物であるヤリニゲーダの卵のようなものが時限爆弾的に勝手に発動して、ここぞとばかりヤリニゲーダがあばれるのだけれども、いかんせん4人そろったプリキュアどもにふくろだたきにされて、あえなく終了という、これも財団Bの販促というか策略なのか。そうなのか。それにしてもエビちゃんが、かわいい。うむ、これはエビちゃんが今期のイース枠というか、エビちゃんが追加戦士だろう。おねがいします。

10年前の卒業生ですといって、母校とはいえ中学校の敷地に勝手に侵入して、なにやら捜索している25歳の女性4人組。普通に不審者です。まあ、45歳で人相の悪いオッサン4人組よりはマシですがね。せめて5年前の卒業生で女子大学生4人組ってのならまだしも。どうしてそういう設定にしたのか謎ですわ。しかもタイムカプセルをタヌキの置物の股間の袋の中に隠しておいたとか、10年前の女子中学生の感性が理解不能なんだがな。謎だ。

生徒会長は、なにげに毎回登場するのだろうか。追加戦士という噂も聞くが、はてさて。もう、誰がプリキュアになっても、おどろかないね。

今回は鬱展開もなく、つまら…、いえ、安心して視聴できました。中学校の部外者である女性4人組が、無事に発見できたタイムカプセルの中身をめぐって、殴り合いのケンカをしたのちに4人そろって宇宙へ旅立つというような超展開的なオチもなかったですしね。というか、そんなオチを期待してる輩もいないとは思いますが。とにかく、この4人は今回限りのゲストさんでしょう。あっ。まさか追加戦士枠というか、10年前プリキュアでした的な展開とか。ねーよ。

次回予告の「プリキュアバズーカ」が、完全に特撮のノリですな。アザラシが大砲の砲弾となって敵怪人に特攻して玉砕するのかな。そんなんだったら悲しいね。次回のエピソードタイトルは「さよなら、くるるん、花と散れ!炸裂、プリキュアバズーカ!」でしたっけ。というか、それやっちゃうとアザラシが初登場で退場となってしまうので、やるなら最終回か、その1話前で。よろしく。