はい、今回は、尺稼ぎのゲスト回でした。。。(ぉーぃ
えぇ、そうですね、プリキュアは1年の長丁場ですから、こういった話は普通に用意されてるのです。
そして今回の話は、プリキュア的に規格化された構成のひとつが素直に展開されてた印象を受けましたぁ。すなわち…
ゲストキャラ登場→ゲストキャラ悩む→ゲストキャラは心の弱みにつけこまれ怪人にされちゃう→プリキュアに浄化される→ゲストキャラは悩みをのりこえ諦観するようになる→めでたしめでたし
とまあ、こんなとこだ。(ぇ

今回のゲストキャラは、みなみさんの幼なじみで、とある財閥のバカ息子…もとい、御曹司で、しかも、みなみさんのフィアンセを僭称してて、イギリス留学中なのですが今回プリキュアにゲスト出演するために一時帰国したという、伊集院キミマロ君です。
キミマロ君、まあ、その髪型はいいとしても、学校で制服を着用しない、警備員を常時はべらせてる、などなど、奇行が目にあまるのですが、それでもそれを学園としても許容してるところをみると、やはり伊集院財閥からかなりの額の寄付があって、伊集院財閥の御曹司であるキミマロ君には強く言えないみたいなのがあるのかと。(ぇ
まあ、そんな、お金持ちでセレブなキミマロ君なんですが、お金のチカラでなんでもできそうなんですが、いかんせん、人の心は、恋慕う女子の真心は、お金ではどうすることもできない、というか、海藤家もじゅうぶんお金持ちなので、札束をチラつかせて言うこときかせようとしても無理なのでした、というか、そんなことしてませんからキミマロ君。(キリッ
まあ、とにかく、精神に少し異常がみられるキミマロ君なのですが、いかんせんそんなキミマロ君に意見する人など皆無で、というかキミマロ君の意にそぐわないことをぬかす輩はすぐに解雇されますので、失業したくない連中は自身の心を凍らせて、自身の心を殺してキミマロ君に従うだけなのです、それが世の中なのです。(ぇー
そして、だれもキミマロ君に説教しないものだから、とうのキミマロ君はますます調子にのって、自分のしたいほうだい、やりたいほうだいとなってしまうのでした。
キミマロ君は自分の価値観というか理想を、みなみさんにおしつける。
しかし、みなみさんはキミマロ君のおもいえがいたようにはふるまってはくれない。
なぜだ、なぜなんだ?と思案したあげく、キミマロ君ははたと気がつく、そうだ、春野さんが悪いんだと。春野さんとつきあうようになってから、いとしのみなみさんがおかしくなった、ならば、みなみさんから春野さんを遠ざければいいんだと、そう結論づけたキミマロ君はさっそく行動にでる、春野さんがひとりのときをねらって春野さんに近づき札束をさし出し、あげく「君がいるとみなみに悪影響が…、だから、これを持って消えてくれ…」と懇願したんだッ。(してねーよ
だがしかし、そのやりとりのいちぶしじゅうを、みなみさんに見られて聞かれてたんだな、これが。

かくして、春野さんの買収に失敗したのみならず、みなみさんの信用までもを失なったキミマロ君。。。まあ、もともと信用なんてそれほどなかったんですけどねキミマロ君。
と、とにかく、うちひしがれるキミマロ君はミッキーたちに怪人にされちゃたんだ。
そしてそのあと、れいによってれいのごとく、いつもの茶番劇がくりひろげられ、プリキュアたちに浄化され一皮むけたキミマロ君はイギリスへ旅立ったという。めでたし、めでたし。

とはいえ、キミマロ君の恋は成就しそうもなくて、皮肉にもキミマロ君が春野さんにクサビをうちこんだことがかえって春野さんとみなみさんの絆を強くさせる結果となり、どうやら春野さんとみなみさんの恋が成就しそうな展開になっちまったよ。

あと、キミマロ君は自家用ジェット機で来たようなこといってたのに、帰りは普通の旅客機っぽかったなと。(ぇ