妖精たちが、わりとカンタンに人間になれたのには驚いた。
変身に必要なのは変身ベルトとかそういうモノではなくて、そう、「思いのチカラ」です。
もう、なんでもかんでも「思いのチカラ」だけで解決なんです、ハイ。

でも、まあ、シャルルの人間態が可愛かったので、やぼなツッコミはやめといてやるよ。
今回は、良いシャルルのメイン回でした、ということで。

妖精が人間になると、空を飛べなくなったり、通信できなくなったりと妖精の能力が制限されるという。
そうですね、いいとこどりは許されません、なにごとも。
得るものあれば失うものあり、ということで。
それでも妖精を捨てて人間になったことを後悔しないシャルルさんなのでした。
・・・
ええ、もちろん、いつでも妖精態にもどれますけどね。
なので臨機応変に妖精態と人間態をつかいわければいいわけですよ、ダビィさんのように。
だから、あのたのまれた書類を運ぶには、まず妖精態になって空を飛んでって、到着した後に人間態に変身すればよかったわけですよシャルルさん。
―――ツッコミは、やめましょう。

しっかし、なんだね。
バレーボールの試合で、相手チームの娘さんが、正々堂々戦って勝たなきゃ意味がない、と心の中で言ってたのが印象的でした。
大貝第一中学はズルしてますから。バレーボール部員でもないマナさんが悪びれず助っととして試合に出ますから。

まあ、いろいろあったんですけど。
人間に変身して失敗もあったけど。
それでも結果オーライですから。
シャルルはマナさんのために頑張り、マナさんもそんなシャルルの気持ちを受け取り、相互に信頼を深めたところでメデタシめでたし。
いよいよ次回からは「最後の試練」へと突入ですね。ホント、伏線もなんもなく、いつも唐突なんだから亜久里ちゃんは。

こんかいは、お子様方に、夏休みなんだからお手伝いしましょう、っていうメッセージだったのかも。
ふだんは口ばっかたっしゃで遊んでばっかのお子様たちもめんどくさがらず多少の失敗は恐れずお手伝い頑張りましょう、そうすれば母親だって多少のヘマには目をつぶってくれてほめてくれるんじゃないの、みたいな。
ようわからんが。