とにかく展開、速いです。ついていけないです。女王様は、じつはすでに他界されていて、この世に未練が残っていたので、かろうじて意識だけは生き残っていた、とか。キャンディが女王様の娘で、つまり王女で、メルヘンランドの次期女王である、とか。ミラクルジュエルは妖精の姿から人間の姿に変化するためのサナギというか卵なんだ、とか。もうイロイロ詰め込みすぎ。1月になってから、もう急展開で。これも1年間のツケがまわってきたということで、しかたありませんな。

とはいえ、情報が多かったので、いろいろ分かったよ。

ピエーロの卵が絶望の卵で、ミラクルジュエルが希望の卵だとすれば。ピエーロが絶望の具現であり、キャンディさんの人間態が希望の具現ということになりそう。けっきょくバッドエンドとは、怠惰エンドなんかではなくて、絶望のことで。絶望と希望の対決が、どうやらスマイルプリキュアのテーマだったようです。やっと分かったよ。

ジョーカーさんは、世界をほろぼすだけでは足りないのだと。夢、希望、奇跡、そういったモノをすべて完全に消し去ってこそ真の絶望なのだと。そのためにミラクルジュエルを、メルヘンランドの次期女王の卵を、破壊したいのよと。ようするにジョーカーさんは現実の世界とともにメルヘンの世界をも破壊したいのだ。現実世界がほろんでもメルヘンが、希望があれば、もしかしたら現実世界が復活してしまうかもしれないと。そんなふうに危惧しているようですな。

どんな願いもかなえてくれるという、夢の宝石、ミラクルジュエル。じつはそんなものはなかったというオチ。これって人生の教訓なのかもしれない。だって夢は自分でかなえるものだから。誰かが、何かが、かなえてくれるものでは決してないですからね。

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けっきょくバッドエンドプリキュアさんたちも時間稼ぎの道具でしかなかったという。てっきり2話かけて倒すのかとおもいきや、今回限りの使い捨てでした。もったいない。たった1話で5人分の戦いをやってしまったので、どうしても少し雑な印象がぬぐえないのですが、それでも各プリキュアさんたちのいままでの成長の積み重ねがあったからということで、もうバッドエンドプリキュアたちは今のプリキュアたちの敵ではなかったという感じなのかな。それにしてもバッドエンドプリキュアが具現化するところをみると、例えば星空さんの心の中にもまだ闇の部分というか、ネガティブな感情が残っていて「みんな不幸になればいいのに。あたしだけウルトラハッピー!」みたいな気持ちも、ないことはないようですね。忘己利他は難しいのです。

ジョーカーさんがラスボスなのかなと思っていたら、ジョーカーさんはトロトロに溶けてしまってピエーロ様の一部分になってしまったようです。いったいジョーカーさんって、なんだったんだろう?なぜ絶望したかったのだろう?なにもない世界は、死んだ世界は、成功がない代わりに失敗もないから、ある意味イチバン安心だからだろうか?ワカラン