どうにも、こうにも、音吉&クレッシェンドトーンのメイン回でした。
でも、なんだろな、このイマイチ感は。
わりとあっさりと石化封印空間に連れていかれちゃったせいかもしれない。
フレッシュプリキュアでサウラーがデリートホールに吸い込まれそうになるのをキュアベリーが助けようとするシーンでのやりとりなんかと比べると、音吉とキュアミューズのやりとりは、それはそれでよかったのですが、なんか軽い印象でした。
まあ、よくわかりませんがね。

それはそうと、意外と弱かったね、調べの館さんってば。
ここイチバンに颯爽登場したまでは、よかったんだがな。
ああ、もっとこう見せ場をつくってくれるというか、もっと活躍してくれるのかと思ってましたが、わりとあっさりと撃沈されちゃうもんだから、残念だった。
パイプオルガンの音の波動を利用した(あえて波動砲とは呼びませんがね)、とにかく地味にすごいビームを発射してたから、ちょっぴり期待しちゃったけど、いかんせん今のノイズには通用しませんでした。
ノイズの想定外の強さには、さしもの音吉も驚くしかなかったのです。
こうして、あぁ、この1年近くの音吉の努力が水の泡に…
無念だっただろうな音吉、雨の日はかならず学校までお迎えにいったり授業参観やらの学校行事にもすべて出席させられたりと世話の焼けるアコちゃんの面倒をみつつも、そのあいまをぬって老体に鞭打って毎日せっせとパイプオルガンのメンテナンスやら特製エンジンのとりつけやらをヤってただろうに、ああ無念無念。せめてもの救いは、石化封印された音吉の表情がアヘ顔じゃなくってイケメンだったというくらいですかね。
撃沈されたあと、すぐさまロボに変形して立ち上がるといった展開もなく、ほんとうに残念な調べの館さんでした。
けれども音吉を責められません。音吉は、人間界でなくメイジャーランドでの最終決戦をみこして調べの館を改造して空中飛行できるようにしておきました。しかし、いざってときのロボ変形のカラクリまでは頭が回らなかったとみえる。っていうか技術的に無理だったのかもしれんわ、音吉の技術力ではな。

それにしてもクレッシェンドトーンさんのうめき声が、なんともいえずイロッポかったな、うむ。
今回は、なんかもう、そこばっかり気になってましたよ。
まさかここにきてクレッシェンドトーンさんに萌えるとは…そんな自分にビックリだよ。

さて、もう残りの回も、わずかですが。
スマイルさんへのバトンタッチも順調にすすめつつも、ノイズとの最終決戦も盛り上げていかなければ、という、プリキュア的には毎年この時期いつものことですが。
どうか、どうか、ノイズとの戦いが消化試合にならないように、と祈るばかりです。
いったい、どういったオチが待ってるのでしょうかね。
あっと驚く、感動のグランドフィナーレを期待したいですね。
とりあえず、メイジャーとマイナーの融和とか、そんなオチじゃないことだけは確定なんですがね!

ノイズとの戦い。生きるのを、あきらめないで!