学園の才媛とうたわれる海藤さんにも苦手なものはあるという、そんな人間臭さがあふれるお話でした。(ぇ

おそらく海藤さん、苦手なオバケを完全には克服できてなかったのでしょう。
そりゃそうですよね、そうカンタンに苦手を克服できたら、人間、苦労しません。
とりあえず今回は、ことなきをえましたが。
それもこれも春野さんのおかげなのでした。

人間、もちろん苦手を克服しようとする努力は必要なのですが。
その方法をまちがえるといいますか、あまり無理をすると、逆効果といいますか、苦手がより苦手になってしまうこともあるので、ここは注意しないといけません。

こんかい、海藤さんは春野さんに助けてもらった。
手をつないでもらって、緊張をやわらげてもらった。
そして海藤さん、自分はひとりじゃないのだと思える安心感を得て、がんばれたようでした。

一般論として、愛と信頼と向上心、この3つが人間がよりよく生きていくには必要なのだと個人的には思う。
春野さんの、海藤さんの力になってあげたいという、愛。
その愛を受けとった海藤さんの、春野さんへの、信頼。
信頼から勇気を得て海藤さんは苦手なオバケに立ち向かっていこうとした、それは向上心。
これからもこんなかんじにプリキュアの女の子たちの生きる様が描かれていくのでしょうか。

とりあえず、手をつなぐというのが、じつにプリキュアっぽかったなと。
手をつなげば、そこに愛があれば、自然と愛は伝わるのでしょう。
愛が伝われば、愛を受けとれば、強くなれる、そんなかんじかと。
さいご海藤さんと春野さんがダンスを踊ったときも、やはり手と手で通じあうものがあったのかと。