いや〜、うらやましいですね、誠司くん、モテモテで。
でも、いくらモテモテでも、クラスの女子から告白されて、にべもなく断るとか、これは、いかんな。
もうね、夏休み明けから不登校になりそうです、あの娘、えっとぉ、石神さん?でしたっけ。
意外とカワイイのに、断るなんて、もったいない!
勇気をだして告白したのに恥をかかされてしまった石神さん。
ひと夏のほろ苦い思い出になってしまった。
石神さんも気丈にふるまってたけど、内心ショックだったと思うよ、ホントね。
まあ、タイミングも悪かったけどね。
ちょうど神様ブルーがめぐみにちょっぴりイタズラしてて、それに関して誠司くんが過大な妄想を膨らませてる、さいちゅうでして。
まあ、多感な思春期まっさいちゅうの誠司くんのことですからね、ブルーとめぐみが密室で、あんなことや、こんなこと、あまつさえ、そんなことまでも…と、あることないこと淫靡な妄想ふくらませて煩悶するのも理解できなくもないのですが…
それにしても、いくら誠司くんはめぐみにご執心だからといっても、誠司くんの人間性にはちょっと疑問だった。
ここは不本意でも、誠司くん、とりあえず石神さんのお誘いはオッケーするべきだったかと。
とりあえず、つきあってみて、それでもやっぱちがうなーと思ったら別れればいいわけでして…、それはべつに非難されることではないよね?
とにかくね、恋の出会いというのは若いときでないと、なかなかないわけで。
はじめはのりきじゃなかったけど、いざつきあってみたら案外うまくいったなんてことも、あるだろうし。
べつに、めぐみに操をたてる必要なんて、これっぽっちもないと思うし。
だいたい、めぐみはめぐみで神様とよろしくやってるわけで。
なんなんだろう、誠司くんってば。
まあ、そこが誠司くんといってしまえば、それまでですが。

ひるがえって神様ブルーさんですが…
コイツはもう、逝ってよし!
ホントもう、ダメだろう、コイツ。
気味悪いくらいだ。
めぐみにクイーンミラージュとのことを質問されても、うまくはぐらかして、れいによってれいのごとくいちおう加害者であることは認めてはいるもののそれ以上に被害者意識まるだしで、そして、いつのまにかクイーンミラージュをやめさせないとねと一方的にクイーンミラージュだけが悪者扱いに、というイメージ操作にもっていく、というのが神様ブルーの手口なんだ。
めぐみもめぐみで、バカだから、神様ブルーの話を鵜呑みにして、ああ、神様かわいそう、あたしが助けてあげなくちゃこの人ダメ、みたいな気分になってたみたい。
そこにトドメとして神様ブルーはめぐみに「ブルーとよべ」と。
そうです、名前で呼ばせることで親密度をアップさせ、淡い恋愛感情をいだかせ、めぐみを信頼させようって魂胆です、神様ブルー。
その作戦にまんまと引っかかるめぐみは、あつかいやすいバカな女だなと、神様ブルーは思ったはずだよ。
きっとクイーンミラージュになる前の巫女さんもそんな手口で神様ブルーにたぶらかされて、裏切られて、さいごはポイッて捨てられたんだよ、その怨恨から巫女さんはクイーンミラージュになったんだけど、神様ブルーはそうじゃないんだ誤解なんだ俺が悪いんじゃないんだ的な態度をとりつづけてるというんだから始末が悪いね。
そのうち、めぐみがクイーンミラージュ2世になるとみた!