母の日。
それは子供が年に1度あらたまって、かしこまって、おっかさんに感謝の意を表する日。
そうです、なんだかんだ言ったって、子供はお母さんがいないと何もできないものなのですから、ハイ。
というわけで、いつもはお母さんに対してさんざんにくまれ口をたたいてるかわいげのない悪ガキどもも、この日は、この日だけは、いい子でいましょうというのが母の日の趣旨でして(チガウ?
と、とにかく感謝、感謝です、お母さま。とりあえず今日だけは(ぇ

お母さんが当たり前のようにいて、毎日、当たり前のようにご飯を作ってもらったり、身の回りの世話をしてもらってるお子様たちには想像もできないでしょうが、世の中にはさまざまな理由でお母さんとはなればなれになってる子供たちも少なくないのかと。
ハピネスチャージにおけるヒメルダさんも、その1人でして。
でも、なんか今回のヒメルダさんは、いつものメソメソしてるヒメルダさんではなくて、殊勝でした。
なにかそれが意外だったというか、なんというか(ぉぃ
ヒメルダさんは本当はお母さんに会いたい、けれども会えないのは理解してる、そして、それで悲しむのではなく、とりあえず気持ちだけはあらわしておきたいと母の日のケーキ作りにいそしむのでした。なんかスッゲーけなげだな。

まあ、ここで愛乃さんたちが余計なコトを口にしなければ、ヒメルダさん、今日1日は大使館でブルースカイ王国にいる母をしのびつつ、ほのぼのとして終わったのでしょうが…
そうは桑名の焼き蛤ということで(ぇ
作ったケーキはお母さんに届けなければ意味がないからと。
作ったケーキはブルースカイ王国(いまは幻影帝国の本拠地になってます)のお母さん(鏡の中に閉じこめられてます)に、お届けデリバリーよ、と。愛乃さん。
なんという、むちゃぶり。
と思ってたら、とうのヒメルダさんもその気になってしまうんだな、これが(ぇー
すっかり行く気マンマンなヒメルダさんたちをとがめるリボンさんでしたが、神様ブルーの鶴のひとこえでブルースカイ王国行きが決定(ぇー
ほんじゃ、ちょっくら、ブルースカイ王国に行って、ケーキ届けてきやす、ってことで。
ブルースカイ王国へレッツゴー…3匹(ぇ

まあ、なんだかんだと、いろいろあったけど、幻影帝国は警備が厳しいんだか甘いんだかよくわからなくて、とりあえず目的はなしとげた、めでたし、めでたし、といきたいところですが、そうは桑名の焼き蛤(またかよ
とりあえず神様のミラーゲートは、ねらいをさだめた正確な位置には出現させられないのかと。
多少の、いや、かなりの誤差を覚悟しないとダメっぽいんだな、これが。
だからヒメルダさんがお母さんの鏡の前にケーキを置いたあと、とっとと帰れなかったのでしょう。

うーん、いい話っぽかったけど、それほどでもなかったような気もするのは、気のせいか(感動の母の日物語的な意味で
できれば空耳が、そう、ヒメルダさんには母の声(CV:はんけいこ)の「ありがとう」という声が聞こえた!みたいな描写があったら、どうだったか?とか。
まあ、とりあえずプリカードの販促がらみで、いろんなカッコしてくれたのはうれしかったね。
それにしても、キュアハニーのフォームチェンジでは、なぜかココナッツサンバではなく、使い古しのポップコーンチアだった、なぜだ?
やはりこれは衣装の制作が遅れてるとか、そういうことなのかな?(レインボー造形的な意味で(ぇ

あと詳しい説明はなかったけど、プリキュアのパワーが幻影帝国内では100万分の1(?)というのは、おそらくハピネスチャージプリキュアのパワーの源は周囲の幸せ、つまり周囲がハピネスパワーにあふれてないと、ということなのかと。

さいご、ヒメルダさんが悲しそうに「また逃げちゃった…」と。
でも、三十六計逃げるに如かず、なんて言いますからね。
今回はそれで正解だったなと。うむ。
ヒメルダさんはひとりじゃない、みんなで強くなって、いつかお母さんを助けようと、決意をあらたにするプリキュアさんたちなのでした。
母の日ネタかと思いきや、母の日にかこつけて友情を再確認するお話でした、今回は(ぇ