謎が謎のまま2013年を終えたドキプリでした。
そこで2014年最初の放送がはじまるまでモヤモヤしてるのも、なんだから、妄想してみました、ことのてんまつを。

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アン王女の父親、つまりトランプ王国の国王がキングジコチューになった。キングジコチューは自身の娘であるアン王女への自己中心的でゆがんだ愛情を源泉として多量のジャネジーを放出し、そのジャネジーをつかってアン王女のあらたな肉体をつくりあげ、病魔に侵された肉体からアン王女の精神をとりだし、あらたな肉体へとうつしかえた。したがってアン王女は、以前とまったく同じ人の姿をしてはいるが、すでに人間ではなかった。人造人間というか、ホムンクルスなのだ。その事実を亜久里ちゃんから聞かされたから、岡田にせよ、まこぴーにせよ、驚愕し、吐き気をもよおすほどの精神的ダメージをおったのです。

娘であるアン王女を復活させたものの、キングジコチューはそれだけでは満足できなかった。愛する娘といっしょに暮らしたい。自分の娘を溺愛する父親なら当然いだく感情がキングジコチューにはあった。じつはキングジコチュー率いるジコチュー軍団がトランプ王国に出向いたのは、トランプ王国を滅ぼすことが主たる目的ではなかったのです。キングジコチューは自分の娘であるアン王女をむかえにトランプ王国にやってきたというのが真相で。ついでにトランプ王国の連中をジコチュー化させたというだけのことです。なぜトランプ王国の連中をジコチュー化させたのかといえば、理由は簡単なことで、キングジコチューのパワーの源はジャネジーなわけですから、てあたりしだいに人々をジコチュー化させてジャネジーを集めたいと考えるのは当然のことで。キングジコチューにとっては、かつて自分自身が統治していた国がどうなろうとどうでもよくて、そんなことには興味はなくて、とにかく愛すべき自分の娘であるアン王女とのふたりの世界さえ築ければそれでいいと。それがキングジコチューの本音でした。

ジコチュー軍団との戦闘が激化していた、ある日。アン王女は宝物殿に納められているエターナルゴールデンクラウンのもとへむかう。封印されその使用を固く禁じられていたエターナルゴールデンクラウンではあったが、いまはトランプ王国最大のピンチということで、封印をといても問題なかろうとの判断からであった。そして、アン王女がエターナルゴールデンクラウンに触れた瞬間、すべてが分かってしまった。キングジコチューの正体も、自身がホムンクルスであることも、ぜんぶ。そのときアン王女は驚愕のあまり気絶寸前になったが、祖国を守らなければという責任感がまさって、なんとかその場をこらえた。そして、ぜんぶわかったのだから、もちろんキングジコチューを倒す秘策もわかったのであった。

アン王女とて、ひとりの人間として、自身がホムンクルスであるという真実に、思うところはあったのだが、いまはそんなことに気に病んでいるヒマなどなかった。アン王女はジコチュー軍団にうまくとりいってキングジコチューの目前までたどりつく。そこでアン王女はキングジコチューと一戦まじえるのだが、そのとき、迷いがしょうじた。いま目のまえにいるのはまさにキングジコチューなのだが、もとはトランプ王国の国王で、ほかでもないアン王女の父親だ。アン王女とて自分の父親をきらいになったわけではない。むしろ父は娘の病気をあんじるあまり、死者の蘇生という禁忌の罪をおかし、その罰としてキングジコチューになってしまったのであるから、とアン王女は責任を感じたりもしていて。とにかく、いろいろな思いやら感情やらがゴッチャになって、こんがらがって。もしかしたらキングジコチューを説得できるかもしれない、いや、説得しなければとアン王女は考えるにいたった。ところがキングジコチューと化した父親に物事の道理がつうじるはずもなく、とにかく自己中で、なにを言ってもムダであった。やむなくアン王女はキングジコチューに特攻した。もちろん特攻しただけではキングジコチューは倒せません。アン王女はキングジコチューと激しくぶつかった瞬間に、精神を弛緩させ、肉体からの精神の離脱をイメージした。すると、どうだろう。アン王女の肉体はじょじょにキングジコチューの体内にとりこまれていく。いっしょにアン王女の精神もひきずられてキングジコチューの中へと入っていった。なにがおきたのだろうか。

キングジコチューは、アン王女の父親を核にして、多量のジャネジーで構成されている。アン王女の肉体もジャネジーでできているので、キングジコチューの体とは親和性が高い。キングジコチューはつねに周囲にジャネジーを欲しているので、そこにジャネジーが存在すれば自然と取り入れてしまう。アン王女の肉体はジャネジーなのだが、ふつうにしていればキングジコチューに取り込まれないのはアン王女の精神力が自身の肉体をとらえてはなさないように作用しているからで。もしアン王女の精神力が弱ったり、アン王女の精神に肉体を分離しようという意識がはたらけば、キングジコチューがジャネジーを取り込もうとする力のほうが強くなってしまい、アン王女の肉体は取り込まれてしまうのだ。このことをアン王女はなんでも知ってるエターナルゴールデンクラウンから教わった。

アン王女がみずからの意思でキングジコチューの中に入ったのは、もちろんキングジコチューを倒すためである。ただし、アン王女がキングジコチューの中に入っただけでは、アン王女はキングジコチューのうごきを内側からおさえつけておくことぐらいしかできない。そこでどうしても外部からべつの攻撃が必要なのだ。その役目がキュアエースというわけです。アン王女が内側から、キュアエースが外側から、そうしたコンボ攻撃ができてこそキングジコチューはたおせるのです。これもエターナルゴールデンクラウンから教わった知識です。

アン王女の本体はキングジコチューの体内にありつつも、アン王女は精神力をふりしぼり、まずはキングジコチューをたおして世界に平和をとりもどしたいという熱き願いからキュアエースの亜久里ちゃんの生命の核となるべき精神(スピリット)をつくりあげ、さらには思いの力(それを人はブレイブという)で肉体をもつくりあげ、熱いスピリッツをフル獣電でこちらの世界へと放出した。それをひろいあげたのが、ほかでもない円茉莉おばあさま、その人であった。それからアン王女は娘を愛してくれる父への感謝の気持ちを命の核としジャネジーを肉体としたレジーナをつくりあげたのでした。

ここで疑問なのは、なぜアン王女はキュアエースだけでなく、あえてレジーナをもつくりあげたのかということだとおもいます。そうですね、キュアエースだけをつくっておけば、用が足りたはずで。レジーナはむしろ無用で、キングジコチューをたおすための障害にすらなりそうで、じっさい障害になっているのですから。では、なぜか。それはアン王女が自分で自分を試す必要を感じていたからなのです。どういうことかといえば、このごにおよんですらアン王女にはキングジコチューとの戦いに迷いがあって、ここいちばんでキングジコチューにとどめをさせないのではないか、という懸念があって、それは、いまでこそキングジコチューだけれども元はトランプ王国の国王でアン王女の父親で、なぜキングジコチューになってしまったかといえば娘を愛する気持ちからで、そう思うとアン王女は胸が締めつけられるのでした。しかしその気持ちをひきずったままでは、たとえキュアエースとのコンボ攻撃をもってしても、攻撃に隙ができてしまい、キングジコチューに返り討ちにされてしまう可能性がある。だからキングジコチューとの最終決戦を前に愛する父への思いをたちきるべく、アン王女自身の分身であるキュアエースをこれまたアン王女自身の分身であるレジーナと戦わせ、勝利させ、もって心を鬼にしたキュアエースをキングジコチューに当たらせなければならなかったのだ。もしもキュアエースがレジーナにやぶれたならば、それはそれで、それまでのことで、世界はキングジコチューのものになってしまうであろう、そうアン王女は冷静には考えていたのだけれど、でも絶対にそうはさせてはならないとも強く思っていた。さて、どうなる、キュアエースVSレジーナの宿命の対決のゆくえは!

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と、まあ、だいたい、こんな感じです。