リーヴァとグーラは、いままでは、まだ本気をだしてなかっただけ、というダメ人間の典型的な言い訳をほざきつつ、今回は本気をだしたようです。とはいえ、本気をだしたんだけど、最後はやっぱダメでした、みたいな残念なオチがまってましたとさ。実際そんなもんですよね、現実でも。

必死の攻撃にもかかわらず、とりあえずリーヴァ×グーラにかなわなかったプリキュアたち。リーヴァ×グーラはプリキュアたちにとどめをささず、世界の終わりをまのあたりにして絶望していろと言い残して去っていった。はてさて、これからどうなる?とおもいきや。キュアハートさんは泣くだけ泣いて気分スッキリ、さあ反撃だ、とな。なんという前向き。生きている限り反撃はできる、というか生きている限りにおいては反撃しなければならない、気持ちで負けてちゃダメなんだ、みたいな、そんな感じでしょうかね。すごいよ、キュアハート。かっけー

キュアハートのアグレッシブなおもいに触発され、絶望を希望にかえた他のプリキュアたち。プリキュア6つ目の誓いも唱えられ、プリキュアたちは、プリキュアのあらたなステージにのぼり、プリキュアがアップデートされたようでした。

それにしても、ラブリーパッドが壊されて、どうなるものかとおもいきや、なんと、壊れたラブリーパッドが壊れてカケラになったぶんだけ新しくラブリーパッドミニになりました、という予想の斜め上をいく展開に。そうか、そうか。そうやって一人にひとつラブリーパッドミニを配給なんですね。そしてラブリーパッドミニはキュアエースを5分間という時間制限から解放してくれたみたい。よかった、よかった。

こんかいプリキュアさんたちは新フォームへの進化はなかったですけど、ラブリーパッドをつかった新必殺技がカッコイイとおもった。そうですよね、おのおののプリキュアさんがもつラブリーパッドはもともとひとつのラブリーパッドだったわけですから、5つのパッドのチカラをひとつに集めて攻撃ってのは必然なのでしょうね。もちろんみんなのおもいを一つにという意味もありますけど。

世界の終わりが近づき、あたりまえがあたりまえでなくなる怖さを実感して号泣したけど、泣き終わったらすぐに立ち直って前に進んでいこうとするキュアハートさん。ほれたよ。かなしいときはガマンしないで泣いていい、落ち込んでもいい、逃げてもいい、でもいつかは前に進まなきゃ始まらないよ、と、そんな成田先生からのメッセージでした。たぶん。

ぜったいにあきらめない!、それがプリキュアでしたもんね。