たまにアニメとかで、部活の助っ人なんてのが描かれたりするけど、じっさいはそんな人いないような気がする。すくなくとも私は知らない。だいたい部外者をその球技がじょうずだというだけの理由で試合の時だけ出場させるなんて、そんなイイトコドリは顧問の先生が許さないとおもうし、あいての学校にも失礼だとおもうし、なにより日々つらい練習に耐えながらベンチ入りがかなわなかった部員たちに失礼です。助っ人が許されるのは、せいぜい学校内の球技大会ぐらいだろうか。などと少し憂鬱になりながら物語の展開を見ていたら、なんのことはない。けっきょく相田さんはプリキュア業を優先して、試合には出場しなかった。そして急遽、1年生の補欠のコが登板してた。そう、それだよ。エースがケガで投げられないのなら、補欠のピッチャーが投げればいいだけのはなしですよね。いやあ、よかった、よかった。これこそが部活動の本来あるべき姿だ。勝ち負けなんて、にのつぎ。これぞスポーツマンシップ。うむ、うむ。

ジョー岡田は、ひとめをはばかって変身できない相田さんのために、わざとやられたふりをしていたのかと思いきや、ほんとうにダメージを受けていて入院していたという残念感パネェ。入院服姿が涙を誘った。せっかくならあのままジョー岡田さん永久退場という展開でも、よござんしたね。そんでもってジョー岡田の弔い合戦ということになって、キュアハートと敵のオッサン(名前は失念)がタイマン勝負をするという熱い展開でも笑えたのだが。さすがにそうはならなかった。

敵のオッサンがアイチャンめがけて投げたロンギヌスの槍は、アイチャンのATフィールドにはねかえされた。そのあとアイチャンはとつじょ地味に巨大化して意識を失ったかとおもいきや、アイチャンの背中がパックリ割れて、中から出てきたのは誰あろう、くだんの行方不明の王女様でした…みたいな展開にはならず、、、そうですね今回は新商品の販促回でしたから、ってかもうCMでネタバレしとったわい、そう、あれはスイートミントのミントアローでしたね。ああ、なつかしい。

今日は体調がすぐれなかったので、あまり真剣にみてなかったのだけれど。まあ、とどのつまり、みんなで協力しましょう、ってオチだったのかにゃ。そう、ひとりよりふたりがいいさ、ふたりよりさんにんがいい、なんて歌がありましたが、さんにんよりよにんがいい、というのが今のプリキュアさんたちなんです。

こんかいもオモシロカッたよ。脚本よかったゾ。もうね山口脚本をメインに、成田脚本をサブに、2人で書いていけばいいんじゃないのかなとおもいます、ドキドキプリキャ。