今回は最終回でもなんでもなくて。どうしてトランプ王国が滅亡したのか。とか。キュアソードの目的は、なんなのか。とか。そういうことが物語の流れにそって解説されていました。まあ、そろそろトランプ王国に関する情報も知りたかったので、ちょうどよいころあいでした。

魔法の鏡。それは時空の扉。あっちの世界と、こっちの世界をつないでいる。魔法の鏡を破壊されたらパラレルワールド間の移動が不可能になる。と考えてしまったのがキュアソードさんですが。そうじゃない、ほかにも方法はあるんだよ、と論理的に主張したのが相田さんでした。

目的のために必要な手段は、かならずしもひとつではない。たしかに魔法の鏡をもちいればパラレルワールド間を移動できるのですが。でも、魔法の鏡を使わなくてもパラレルワールド間を移動する方法もあるのではないのかと。それに気がついたのが相田さんでして。相田さんはなかなか前向きな人生を送っていらっしゃるようだ。それにくらべてキュアソードさんは、ひとつの手段が使用不可能になっただけで目的をあきらめてしまって、ほかの方法をさがそうとしなかった。

なんとなくだけど、わりとキュアソードさん的な思考をするひとって多いような気がするね。なにかやろうとして、その方法をみつけてためしてみるのだけれども、できないとすぐにあきらめてしまう。ほかに方法があるんじゃないのか、見落としてる方法があるんじゃないのか、もっと工夫できるんじゃないのか、とはあまり思わない。それって、目的にたいする熱意がたりないような気がする。

いまの時代には、相田さん的な思考がたいせつな気がする。もちろんすべてが相田さん的でウマクいくわけではないのだろうけれど。それでも多くの場合、妙手とまではいかなくても、ちがう手段や方法があるものです。あきらないということが大事な気がする。自戒をこめて。

けっきょく魔法の鏡のカケラを使って、トランプ王国から帰ってきたのですが。鏡のカケラが生きていることに気がついたのも、戦いの最中ですからね。あきらめずに戦っていたことで、見落としていたことに気がつくことができたのです。

もどってきてから、トランプ王国への道が閉ざされてしまったとき。不安にかられるキュアソードさんにむかって相田さんは「だいじょうぶだよ。またいっしょに帰り道を見つけよう」と。どこまでも前向きな相田さんなのです。おさななじみで相田さんから薫陶を受けている菱川さんと四葉さんも相田さんにならって前向きで。そして、とうとうキュアソードさんまでもが相田さんたちに薫陶されて、「おねがい、みんなのチカラを貸して」と口にする。自分ひとりでは険しい山も、仲間といっしょなら越えられそうな。そんな気分に浸っていたキュアソードさんに好感がもてました。