現実逃避しているよりも、今を逃げずに少しずつでも前に向かって進んでいきたい。なにも行動しなければ絶対に失敗しない、それはそれで、うれしいのかもしれない。笑顔になれる。けれども、その笑顔は、なにか少し、だらしなく見える。なまけ玉のなかでは、そんな感じでした。そして、そんな笑顔は見たくない、それはいつものみんなの笑顔ではないから、とキュアハッピー。

挑戦したけどダメだった、努力が実らなかった、でも、そんなことでクヨクヨしてはいられない。前に進むとは、そういうことなのだから。チャレンジしてウマクいったら誰だってうれしい、そのときの笑顔は自信と誇りで輝いていることだろう。失敗しても、そのときはくやしくて悲しくて泣いたり落ち込んだりするかもしれないけれど、失敗のショックからたちなおり、気持ちの整理ができた後でなら、きっと笑顔になれる。未来を信じる笑顔に。

成功した時よりも、失敗した時のほうが、いろいろと学習できるものです。物事の本質が見えてくるものです。本当に大切なモノが見えてくる。自分が本当に求めているモノは何なのかが分かってくる。星空みゆきは、みんなといっしょの未来がウルトラハッピーなのだと。どんな未来が待っているのかは分からない、けれども大好きなみんなと一緒ならどんな未来がこようとも苦楽をともにできるとおもう、それは最高に幸せなのだと。そう思えるのも、おそらく、今日の今日までみんなと一緒に失敗も成功もたくさん積み重ねてきたからなのでしょう。

第1話で、毎日ハッピーを探している、と自己紹介した星空さん。そのときは、ハッピーとは、ばくぜんと「キラキラして、胸がワクワクして」と説明していたのですが、今回は、「みんな大好きだから、みんないっしょ、みんな一緒の未来を願う」と明確に宣言していました。星空さんが熱く語るハッピー感に共鳴し、思考停止におちいっていた他の4人がわれをとりもどした。知らず知らずのうちにプリキュアの5人は共通の幸福感を抱くようになっていたことを、それぞれがそれぞれの記憶をたぐり、認識した。もう迷わない。

なんとなくダラダラと緊張感に欠ける日々を送っている印象の、星空さんたちなのですが。でも、そこが少しずつということのなのでしょうかね。日常生活のささいなことでも、共有し協力しあっているうちに、自然と前に進んでいたと。そう考えると今までのユルユルな展開にも意味があるのかなと思ったりもしますね。どうなのでしょうか。