どのような物語がツマラナイかといえば、やはりグダグダな終わり方をする物語ではないでしょうか。たとえ主人公が死んでしまう物語であっても、それが納得のいく展開の末でのフィナーレであるのならば、それは感動的だといえるでしょう。フランダースの犬の最終回に涙した人は多いとおもいます。ようするにバッドエンドかハッピーエンドかの判断は、その物語の中の登場人物が死んだとかお金持ちになっただとか、そういう物語の中での出来事はいっさい無関係なのです。そうではなくて読者や視聴者の視点で判断されるものなのですよ、バッドエンドかハッピーエンドかってーのは、まったくもって。

マッチ売りの少女は死んだけど、それはそれでイイのです。むしろマッチ売りの少女が死にかけたときに、たまたま福祉事務所の人が通りがかって保護された、とか。そんな展開になってしまったら、もうね、読者は幻滅しますね。なんの感動もありません。ああ、生きてて良かったね、で、おわってしまいますから。こういうのがバッドエンドの一例なのかなと。では、なぜ、こういうバッドエンドが発生してしまうのでしょうか。一因として考えられるのは、作者が、日本図書館協会選定図書に指定してもらえないと本の売上げにひびきそうだなとか、あと、PTAを敵にまわしてもメリットがないことは重々承知なわけでして、ええと、そこで作者は信念を曲げて、ここはひとつ少女が死ぬという描写は避けたいな、とかツマラナイことを考えるからです、たぶん。

もちろん作者の技量不足で物語がグダグダに終わってしまうケースもあります。というか、むしろ、こっちのケースのほうが多いのかもしれませんがね。どうなんでしょうか、スマイルプリキュア!は、だいじょうぶなのでしょうか。正直いまのところはグダグダになってきてます。が、これも今はバッドエンド王国に攻められてるからということで、意図的にグダグダにしているとも考えられます。というか、そう願いたいですね。スマイルプリキュア!のお話の中では同時進行的に「スマイルプリキュア!の絵本」が制作されているという設定ですから、「スマイルプリキュア!の絵本」がハッピーエンドになるためにスマイルプリキュアさんたちは最終段階で度肝を抜くような活躍を見せてくれるはずです。