どうみても人魚デコルじゃなかったですよね。「あれはイルカだろイルカ。」と良識あるオトナならツッコミをいれるってもんだ。キャンディさんは人魚とイルカの区別もつかないってことなのでしょうか。いやいや、そんなことは…アルアル。とにかく、人魚ってのはな、もっとこう、岩の上にのっかって、カラダをしならせながらウッフーンってやってるのをいうんですよ。わかる?わかるでしょ、あんたらの人魚に対するイメージって、そんなもんでしょ?それに、ここはものすごく大事なところなんですが、人魚さんはノーブラか貝ブラ着用が標準装備のはず。なのに、やつらは、プリキュアさんたちは、いつもの上半身のまんまで、あんよだけドルフィンになってますた。どーなってんだ、責任者出てこい!とテレビの前で怒りにふるえていた人もいらっしゃるとは思いますがね。まあ、そこらへんが哀れ、イルカデコルで中途半端に「人魚」になった副作用だと解釈しておきましょう。というわけでアレは、人魚のようで人魚でない、それは何かとたずねたら、それはずばり「半イルカ」です。つまり、足だけイルカになったということです。ああ、なのに、せっかく半イルカになったというのに、ドルフィンキックのひとつでもおみまいしてやればいいものを、それもやらない。それもこれも連中は、プリキュアどもは、自分たちは人魚になったんだと最後まで勘違いしていて、ほんとうは半イルカになっていたことに気がつかなかったからなんだ。残念。

ホントもう、ツッコミどころが多すぎて、どこからツッコンでいいものやらと。こまったもんだ。

どうやらスマイルプリキュアという物語はエンドレスな展開にできそうですね。そうです、デコルが16個集まるごとに、けっして女王様は復活しないで、「ちがうモノ」が出てくるという糞な展開に。そして毎度毎度出てくるその「ちがうモノ」こそが、何を隠そう、玩具メーカーさんの新商品でして、プリキュアのパワーアップアイテムになっている設定なのです。プリキュアが強くなれば敵さんも強くしてあげなければなりません、でないとお話が終わってしまいますからね。スーパーアカンベェが役に立たなくなれば、さらに強力なハイパーアカンベェを召喚してくるようですし。おそらくハイパーアカンベェさんがダメになれば、さらにさらに強力なナントカアカンベェさんが待ち構えているはずです。こうして味方も敵も、どんどん強くなっていきます。そうなると途中からワケワカンなくなってきます。デコル16個使ったアカンベェなんてのも登場してくるのでしょうから。そうなると毎回アカンベェを倒すごとにデコル16個が集まり、そして女王様は復活しないで、かわりに新たなパワーアップアイテムが。そうです、毎回毎回新商品が紹介されるのです。うわっ、保護者様のお顔、まっつぁお。ガクガクブルブル

もしスマイルプリキュアという物語に終焉を求めるのであれば、それはもう、双方の破滅エンドしかないでしょうね。メルヘンもバッドエンドも、どちらの欲望も強くなりすぎて収拾がつかなくなった状態を憂慮した神が、神の見えざる手で双方を破滅にみちびくのです。希望も絶望もない、無の世界に。神は、混沌から秩序をとりもどすべく、すべてを終わらせる。そんな感じかなと。