説明回でしたね。プリキュアさんたちも、メルヘンランドとかの説明がほしいと感じていましたし。ちょうどよい、ころあいでした。視聴者的にも。

というわけで、ゲスト妖精のポップさんの説明会が開催されました。てっきりポップさんは追加妖精なのかとおもいきや、ちがいました。てっきりポップさんは、プリキュア5でいうところの、ナッツ・ポジションなのかと、勝手におもいこんでいましたので。とうとつにポップさんが、帰る、とか言ったとき、えーっ?!、って感じになりました。うーむ。これは、これは。ムダに登場人物が増えると物語が散漫な印象になるからなのか。あるいは兄貴が優秀すぎると、妹のキャンディさんの立場がなくなるからなのか。はてさて。真相は、いかに。

と、それはともかく、有能なポップさんは「プリキュアとは、なんぞや?」「キュアデコルって、なんじゃらホイ?」などなど、素朴な疑問の解決から、多少こみいったお話までしてくれて。ついでに玩具のデコルデコールの販売促進も、さりげなーく、しかも、ちゃっかりと。有能だ、じつに有能だ、バンダイ的に。てゆーか、デコルデコールには16個ほどキュアデコルをはめこむ穴があいてるよね。これって、キュアデコルは、ぜんぶで16個あるのよ、ってコトなんでしょうかね?ということは、毎回1個ずつキュアデコルをゲットすれば、女王様の復活は5月ですか。はえーな。

あと、敵さんのほうにも新キャラ登場で、なんとなくどこかの怪盗帝国のトゥエンティさんっぽいんだけど、それはイイとして、おそらく彼は各話のストーリー展開がマンネリ化しはじめたときに調味料的な役割をはたしてくれるのでしょう。味付け係のジョーカーさん、じつはラスボスの可能性も、すでにウワサされています。とりあえず上着を脱いでTKBをビンビンに…みたいなコトはしないとはおもいますが。

今回は、説明ばかりで退屈な展開にならないようにと、工夫してたような気がした。おかげで楽しめた。星空さんたちが武富士ダンスっぽいのヤってくれたり、うまく敵さんたちの会合の場面へと切り替えたりと、ポップさんの解説いっぺんとうにならないようにとの配慮ですね。これは良いことです。スイートプリキュアの第1話の失敗をふまえてるのかな。それにしても、伝説のプリキュアの絵本の白紙のページはこれからおまえらが描いていくんだぞ!みたいなくだりは、さも伝説の楽譜の次の音符をつむいでいくのはオマイラだぁ!みたいな感じでした。ほかにもあったのですが、やっぱり随所で過去シリーズの匂いをただよわせていますね、スマイルプリキュアは。